機密書類溶解処理のご案内
大掃除、期末整理で出た大量の書類、名簿・個人情報書類、オフィスの移転に伴う廃棄書類など個人情報を含む機密書類の安全且つ確実な処理に、お悩みではないでしょうか?情報漏えいのリスクを回避するには、まず、信頼できる処理先を選定することが重要です。
KOAの機密書類処理は書類を段ボール箱に入れたまま溶解処理を行うことで、機密を保持したまま製紙原料としてリサイクルしています。
KOAの機密書類溶解処理の特長
セキュリティー最優先、中身を誰にも見られず溶解処理
未開封無選別処理だから安心
当社では、機密保持評価の高いISO/IEC27001認証を取得した専用処理場で未開封無選別処理を行っております。セキュリティーを最優先に考え、封で閉じられた段ボール箱ごと溶解処理を行います。
興亜工業では2009年3月よりISO27001を取得、運用しています。
情報セキュリティマネジメントシステムの外部認証であるISO/IEC27001を2009年3月2日に取得しました。
不要書類を段ボールに詰めるだけ、分別不要でストレスフリー
ホチキス、クリップなど面倒な分別不要の楽々作業
ファイルやバインダーに綴じられた機密書類、クリップの付いた機密書類を分別するのはとても面倒な作業です。
当社の溶解処理設備は金属、プラスチックなどを適切に分別し、リサイクルいたします。
シュレッダー処理との違い
機密書類の処理にシュレッダを利用し、社内で情報抹消を完結することもあるかと思います。この点においてシュレッダは適していますが、一方でいくつかの問題点もあります。
●紙繊維があまりに細かく裁断されてしまうと繊維どうしの絡み合いができずリサイクルには不向きといえます。
●事前にクリップやホチキスの完全除去や、裁断処理に時間がかかり従業員を拘束してしまいコスト負担となる場合があります。
当社の溶解処理は、紙繊維のリサイクル率が高く環境にやさしいシステムです。
環境に配慮した「ゼロ・エミッション」
廃棄物を限りなくゼロに近づける循環型リサイクル
溶解処理にて得られた紙繊維は製紙原料。残渣物を焼却処理した際に得られた熱源はエネルギー。焼却後の燃え殻は分別しセメント原料と製鉄原料として再資源化する事で、当社の生産活動により発生する廃棄物を限りなくゼロに近づける循環型リサイクルをしています。
機密文書処理に求められるニーズ
2014年2月機密処理会社の規範を示した「リサイクル対応型機密文書処理ガイドライン」が公益財団法人古紙再生促進センターより発刊されました。
同ガイドラインは、セキュリティとリサイクルの両立を最も重要な視点としています。
セキュリティの部分は、個人情報保護法や政府機関等のガイドラインで広く採用されている個人情報の「安全管理措置」を基本とし、これを構成する4つの安全管理措置「人的安全管理」「組織的安全管理」「技術的安全管理」「物理的安全管理」をセキュリティ対策の基本とし、リサイクルの部分はグリーン調達指針のフレームを参考に構成しています。
弊社溶解処理も同ガイドラインに則した処理をおこなうことで、社会が機密文書処理に求めるニーズである「セキュリティの確保」と「紙資源の循環」を満足させるべく、事業を推進してまいります。