生産体制 ー 研究開発 ー
多様なユーザーニーズに対応するため、当社では生産技術部が工場の技術センター部門の中心として研究開発・品質管理を行っています。工場での設備投資や修繕計画もトータルバランスを踏まえて推進。単一工場ならではの技術と品質管理の連携により、柔軟な対応と機動力でお客様と一体となって課題を解決するとともに、KOA製品ひとつひとつの品質を厳しく見つめています。
研究開発
生産技術の研究開発
古紙の品質維持・向上やパルプ製品の劣化を軽減する新薬の選定・導入、製造工程での環境負荷軽減のための生産技術の研究開発を行っています。
「地球にやさしい紙」を共同開発
「地球にやさしい紙を」というニーズにお応えし、パルプを使用しない段ボール古紙100%の外装用ライナーをお客様と共同開発しました。
技術センターと品質管理の両機能を併せ持つ「生産技術部」
すべてのKOA製品をハイレベルで均質に保つために、当社の研究開発の核となる生産技術部は、技術センターとしての役割だけでなく、製品の品質管理も担っています。 通称「パルコ」と呼ばれる実験棟兼事務室では、充実した検査・試験機器を備えた品質管理体制に加え、省電力・蒸気削減・排出処理など工程合理化業務も行っています
品質管理
綿密な物性試験
強度・厚さ・耐水性・光沢をはじめ、約10項目にわたる綿密な物性試験が1日3回、現場では1時間ごとに行われます。
徹底した品質検査
紙繊維の反りを軽減するため「配向角検査」も加え、再生紙の品質向上を目指しています。